どの組織形態がいいか?
組織形態には機能別組織やマトリクス型組織など、さまざまなものがありますよね。
どれがいいのか?
その疑問に対しての答えは、たった1つの答えはない、という事です。
業種も違えば、社員の年齢構成、性別割合など、その企業によって様々ですもんね。
こんなに多様化している現代の企業に、普遍の法則をひとつだけ当てはめて経営していく、というのは、どう考えてもうまくいきません。
現に成長している企業は、常に組織形態をあれこれ考えたり、変更したり、いろいろ工夫しています。
一般的な経営学では、創業期の駆け出しの頃はトップのリーダーシップでグイグイ引っ張っていくトップダウンスタイル、
そこから成長期に入り組織が大きくなってくるとそれぞれにリーダーを置いたりして権限委譲して階層化されるので、事業部制組織のようになっていき、
その後成熟期に入るとマンネリ化してくるので、プロジェクトごとのマトリクス組織など、流動的なものに移り変わっていく、とされています。
このように、経営学という学問(机上の空論と言われがちですが…)でさえ、組織形態は成長段階や時流に合わせて流動的に変化させていくべきだと主張しています。
でも実際は、ずーっと何10年も同じ組織構造のままやっている企業もありますよね。
そしてだいたい業績低迷か衰退してることが多い…
んー
安定を求めると頭を使わなくなるので、こういう事に陥りがちですね。
経営において現状維持はイコール衰退ですからね。
気をつけようー